2010年10月27日水曜日

「実名?顔出し」というフリーミアムの形

 新たなビジネスモデルとして注目を集めるのが「フリーミアム」だ。無料のサービスや商品で利用者を集め、追加機能で課金をする。Webでは、サービスを提供するコストがゼロに近くなったため、数%の有償サービス利用者を集めれば、利益が得られるという仕組みだ。

 ループス?コミュニケーションズは、全社員が顔を出し、実名でソーシャルメディア関連の情報を配信するWebサイト「Looops Trends」を公開した。特定のテーマにひも付く情報を実名で届ける仕組みが、本業の売り上げにも結び付くという。同社の取り組みからは、人が情報を選別し、「信頼のある情報」に変えることでユーザーを集めるという新たなフリーミアムの形が見えてくる。

●実名?顔出しによるユーザーへの貢献

 「信頼や貢献という視点が第一。利益を出そうとすると失敗する」。ソーシャルメディア関連のシステム構築やコンサルティングを手掛けるループス?コミュニケーションズの斉藤徹社長は力を込める。Twitterを中心としたソーシャルメディアが、企業の情報配信や顧客獲得の手法を変えていく中、同社は新たな一手を打ち出した。

 Looops Trendsは、斉藤社長を筆頭に管理系を除く6人の全社員が「実名?顔出し」でソーシャルメディア関連の情報を配信するWebサイトだ。画面には、同社の社員やパートナー企業の担当者の顔が並ぶ。「ソーシャルメディア全般」「ソーシャルメディア?ポリシー」など、それぞれが専門分野と自認するテーマを設け、関連するニュースサイトやブログの情報を配信していく。

 利用者の利点は、特定の人が情報を選別する「ソーシャルフィルタリング」を介することで、質の高い情報を獲得できることだ。斉藤社長はLooops Trendsの役割を、「ソーシャルメディアに関連する情報をいち早く社員、顧客に発信すること」と話す。

 こうした情報発信は、営業力の強化にも結び付く。同社の主要顧客は、「ソーシャルメディアに関心のあるアーリーアダプター」。こうした層にリーチできるのは広告ではなく、人という属性にひも付いた信頼感のある情報だ。斉藤社長は「届けるのは情報だけではなく、ユーザーへの貢献の気持ち」という姿勢を崩さない。

 そんな情報が集まるLooops Trendsは、「営業マン」という別の顔を持つ。「利用者に貢献するという姿勢を続ければ、そのうち数%が顧客になる可能性もある」(斉藤社長)からだ。「売れる営業担当者は商品の話をしない。顧客にプラスとなる情報を届けて信頼関係を作る。何かあれば声を掛けてもらえるようになる」。斉藤社長はLooops Trendsに営業担当者という期待を込め、無償サービスから利益を出すフリーミアムモデルの1つと位置付ける。

●限界が見えた広告

 Looops Trendsの実現を後押ししたのは、広告による案件獲得に限界が見えつつあったことだ。ソーシャルメディアでは、「ユーザーへの貢献」を念頭に置いた情報配信を続けることで、成約につながる案件が舞い込んでくる。

 同社は2008年まで、Google AdWordsやOvertureへの広告で新規顧客を獲得していた。「SEOやSEMの広告費用は月平均55万円。問い合わせは14件で、問い合わせ単価は3万9000円」(斉藤社長)。だがループス?コミュニケーションズの主要顧客である「ソーシャルメディアに興味のある企業の担当者は広告をクリックしてくれない」。上昇する広告単価に反比例して、問い合わせの質は低下していったという。

 新規顧客の開拓が新たな経営課題となる中、斉藤社長は2009年4月にブログを始めた。開始から4カ月間は月1500人程度の訪問者だったが、最新情報を盛り込んだ記事を出し続けたことが奏功し、12月には7万人にまで膨らんだ。ブログ記事をTwitterで配信することで、斉藤社長およびループス?コミュニケーションズの認知度も、じわじわと上がっていったという。

 現在、斉藤社長の元には、ブログやTwitter経由で仕事の依頼が届く。電子メールでの問い合わせの多くはブログの読者。直近ではTwitterのダイレクトメールで月に約20件の問い合わせもあった。主な内容は、案件相談、パートナー希望、セミナー?執筆講演だ。

 「月間40件の問い合わせのうち約20件が案件関連。受注確率を10%と見ると成約は2件。平均案件単価は500万円程度で、ほとんどが継続顧客になっている」と斉藤社長。大企業のソーシャルメディア活用など、ユーザーに役立つ情報を地道に更新し続けたことで、Twitterのリツイートなどでブログの口コミが広がり、「質の高い(成約に結び付く)案件獲得につながった」。ブログとTwitterによる情報配信に切り替えたため、現在の広告費はほぼゼロだという。

 Looops Trendsは、斉藤社長が個人で行っているこうした取り組みを全社員に拡張する場とも言い換えられる。ちなみに同サイトの構築に費やした費用は「10万円程度」。ニュースサイトやブログの情報を「Google Reader」で共有登録し、専用のデータベースに蓄積。タグの自動付与などを行い「WordPress」を基に構築したLooops Trendsに表示する。「Reader2Twitter」というTwitterクライアントを使い、データベースの情報をTwitterでも配信している。Webの技術やサービスを組み合わせることで、コストを掛けずに顧客を開拓することが可能になる。

●ソーシャルメディアにおけるフリーミアムの形

 海外でも、Twitterで顧客を獲得するという成功事例が出始めている。納税申告の代理サービスを提供するH&R BLOCKやオンラインで物品の修繕を受け付けるHandyman Onlineなどは、利用者サービスとしてTwitterを使い、売り上げを増やしている。利用者とダイレクトメールやツイートでやりとりをして、潜在顧客にアプローチする手法だ。

 だが、安易なソーシャルメディアの活用では成功は遠のく。斉藤社長は「誠実な対話姿勢を組織内で徹底する。この企業文化がないと逆効果になる」と話す。利用者に信頼してもらうためには、自らの身元を明かし、うそをつかないこと。またソーシャルメディアでのコミュニケーションを拒否せず、常に感謝の気持ちを持ちながら、問題が起きたときは迅速に対応する――といった姿勢が必要になるという。

 「Twitterだと一瞬で数万人に情報が伝わる。うそはつけない」と斉藤社長。Looops Trendsでは、ページビューや利益は気にせず、信頼のある情報を伝えて利用者のリーチを広げるという軸をぶらさない。「利用者に貢献し、信頼関係ができれば、数%はビジネスの問い合わせにつながることはブログでも実証できたし、読者が口コミで評判を広げてくれる」と考えているからだ。

 ソーシャルメディアは、Webサービスの提供や情報配信のコストをゼロに近づける。「実名?顔出し」を基に質の高い情報を無料で届け、案件獲得に結び付けるループス?コミュニケーションズの取り組みからは、「ソーシャルメディアを介したユーザーへの貢献」が本業に結び付くという新たなフリーミアムモデルが見えてくる。「今後2、3年で、多くの企業はユーザーに貢献して信頼を獲得するというビジネスにシフトしていくのではないか」と斉藤社長は話す。【藤村能光】

引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』

2010年10月12日火曜日

琢磨と武藤が登場、INDY JAPAN日本人ドライバー壮行会!

9月11日(土)、東京都港区南青山にあるHondaウエルカムプラザ青山で、『INDY JAPAN 300mile 日本人ドライバー壮行会イベント』が行われ、フル参戦している武藤英紀(ニューマン?ハース?レーシング)と佐藤琢磨(KVレーシング?テクノロジー)、そしてインディ?ジャパンでスポット参戦するロジャー安川(コンクエスト?レーシング)が登場した。

300
枚限定のチケットを手にするために、昨夜から並んだファンもいたほどだ。チケットの配布はあっという間に終了し、多くのファンがチケットを手にすることができなかった。中には、このイベントのために広島県からかけつけたファンも見られた。

来週末に迫ったインディ?ジャパン。今年で3回目の出場となる武藤と初出走する琢磨のトークショーが繰り広
げられた。琢磨は「インディカー?シリーズは今年初挑戦なので、行くところ行くところ新しい場所でイメージがわきませんでした。日本のレースになると遠方からファンのみなさんが応援にかけつけてくれるので、もてぎにたくさんのファンのみなさんが応援にきてくるというだけで、士気があがってきます」と語った。武藤は「過去2年は自分を追い込みすぎて、力み SEO 被リンク
過ぎてレースに臨んでうまくいきませんでした。今年はリラックスして自分のペースで臨みたいと思っています。日本はファンのみなさんの前で走れる唯一のチャンスですから、応援の期待に応えたいと思っています」とコメントした。

今季開幕戦から前戦ケンタッキーでのレースまでを振り返り、2人が接触してリタイアしたことや、伝統のインディ500のレ ランキングSEO対策
ースなど、笑いとジョークを取り入れながら、トークショーが進められた。

インディ?ジャパンに参戦するドライバーの中で気になるドライバーを選んでほしいという質問に、武藤はKVレーシングのマリオ?モラエスを挙げた。武藤は、モラエスが外国人に人気のある築地市場ツアーに参加し、武藤の父親が経営する魚屋へ行ったことを明かした。モラエスは武 上位表示
藤の父親の店だとは知らず、店にはられていたインディカーのポスターを見て、立ち寄ったようだ。さらに武藤は父親からモラエスと父親が一緒に写った画像が送られてきて、びっくりしたようだ。

一方、琢磨の気になるドライバーは、ロジャー安川だ。「僕のパートナーですよ。スポッターをしてもらっていました。ある意味、僕はアバターだったわけです seo ブログ
。でも、今度は一緒に走ることになります。車内からスポッターをやってもらおうかな」と語ると、会場からは笑い声があがった。

プライベートの質問をされると、武藤と琢磨はインディアナポリスで行われたMotoGPのレースを一緒に見に行ったことを明かした。Hondaウエルカムプラザに設置してある大きな画面にMotoGPに行ったときに撮られた写真が映し
出された。また、琢磨は生活の拠点をヨーロッパからアメリカへ移しており「アメリカ生活を楽しんでいます。ヨーロッパと一番違うのは、移動する距離がすごく大きいことです。端から端まで飛行機で4時間ほどかかります。なお且つ時差も3時間あります。でも、言葉が通じるのがうれしいです」と語った。

武藤と琢磨は、お互いの印象を一言で表現すると
どんな人物かと聞かれると、武藤は「一言では言い表せませんが、しゃべるのがうまいですね」と言うと会場からは笑い声が上がった。さらに「僕が言いたいってことをうまく表現してくれて、知的だなって思いますね」と付け加えた。インディカー?シリーズで先輩の武藤だが、年齢は琢磨のほうが上であるため、「先輩ですから緊張はしますが、いつもおもしろいし
、楽しいですよ」と語った。

琢磨は武藤のことについて「しゃべるの下手だな」って言うともっと大きな笑い声があがった。ふたりはカート時代から一緒に走った経験があり、カートでのレースやテストにいっても琢磨が行くと武藤が常にいたこと、カート時代でチャンピオン争いをしたことなどを語った。武藤がイギリスへ渡ったときも琢磨は、武藤の軌跡
を追いかけいたけれど、すごく応援していたことを明かした。また一緒に走れるとは夢にも思っていなかった琢磨は、インディ参戦が決まったとき武藤が走っているから安心して行けるなって思ったことを明かした。

武藤は家業の魚屋を継ぐことを考えていることを明かすと、会場からは、「えっ!」っていう声が聞こえてきた。「家業を継がなければいけな
いのかなって思うことがあります」と語った。引退後すぐに継ぐなどの詳細は決まっていないようだが、いつかは家業を継ぐ覚悟があるようだ。

今年でインディ?ジャパン6回目の出場を果たす安川が登壇し、スポット参戦のいきさつについて、「正直、今回はラッキーだったかなと思います。1、2カ月前に話はあったんですが、だんだん厳しいかなと思い始め
ていました。たまたまコンクエスト?レーシングのシートが空き、チームと話をしました。スポンサーがついてくれて、土壇場で話が決まりました。ただ、今年は琢磨のスポッターをやらせて頂いていて、急きょごめんなさいという形になってしまったので、ちょっと気まずいかな」と語った。

いよいよ来週末に迫ったインディ?ジャパンにむけて3人のドライバ
ーは、最後に意気込みを語った。

安川は「今回かなり土壇場で決まったレースですけれども、ほんとうにチームはいいマシンを用意してくれていると思います。去年はちょっと悔しい結果内容だったので、その分リベンジということで、全力でがんばりますので、応援よろしくお願いします」

琢磨は「ロジャーを失ってしまったんですけれど、本当に
ここまでのレースでたくさんのことを勉強して学んで吸収してきたので、もてぎは集大成として最高の走りを目指してがんばりたいと思います」

武藤は「僕は過去2年参戦して、正直納得のいくレースができていません。特に去年は予選で大きいクラッシュをして、決勝でチェッカーを受けるのが難しい体調だったのです。でも、最後のイエローコーションのと
きに、ファンの人が一生懸命に旗を振ってくれるのが目に入って、これは何とかゴールしなきゃいけないなと思いました。ほんとうに応援の力っていうのは、すごいなっていうのを実感しました。今日もたくさん応援に来てくれているし、なんとかいい走りをしたいと思っています。3年目、一生懸命がんばります。応援してください」

イベントは、トークショ
ーだけではなく、ドライバーの直筆サイン入りフォトやTシャツなどのプレゼント抽選会も開かれた。サインを入れたバイザーが登場すると会場からは、どよめきがあがった。3人は、抽選で選ばれたファンの名前を入れて、手渡しするなど、ファンはとても貴重な経験をプレゼントされた。

会場につめかけたファンと一緒にフォトセッションや握手会が行われ
、ファンとの距離が近いイベントは、予定時間を越して終了した。

引用元:エターナルカオスNEO(NEO) 情報局